【小学生の国語】小学1年生から中学校まで、国語の勉強はどうつながる?「書く力」を育てる学習【山梨県甲府市飯田ライト学習塾】
2026/10/29
山梨県甲府市飯田にあるライト学習塾の教室長です。
小学生のお子さんを持つ保護者の方は、こんなことを考えたことはありませんか?
「今、学校で習っている国語は、これからどんな勉強につながるの?」
「漢字や文章の読み取りは大切だと思うけれど、作文も練習した方がいいの?」
国語は、算数のように新しい計算方法や公式が次々に登場する教科ではありません。
そのため、学年が上がることで何が難しくなっているのか、少し分かりにくい教科でもあります。
しかし、国語も小学1年生から6年生まで、学習した内容を積み重ねながら、少しずつ高度な力を身につけていきます。
そして、その学習は中学校の国語にもつながっていきます。
今回は、小学校6年間の国語の学習がどのようにつながっていくのか、そしてその中で大切にしたい「書く力」について考えてみます。
■ 小学1・2年生 文章を「読む・書く」ための土台づくり
小学1・2年生では、ひらがなやカタカナ、漢字など、文字の読み書きから学習が始まります。
そして、短い文章を読んだり、自分の経験したことを文章に書いたりする練習をしていきます。
例えば、
「きょうは、こうえんであそびました。」
という文章を書くことができたとします。
ここから、
「だれと遊んだの?」
「何をして遊んだの?」
「どんな気持ちだったの?」
と考えていくことで、文章に書ける内容が少しずつ増えていきます。
また、句読点の使い方や、文のつながりなども学習していきます。
この時期に大切なのは、自分が考えたことや経験したことを、言葉にして書くことに慣れることです。
最初から長い文章を書く必要はありません。
短い文章でも、自分で考えて書く経験を積み重ねていきましょう。
■ 小学3・4年生 文章のまとまりを考えるようになる
小学3・4年生になると、文章の量が増え、内容も少しずつ複雑になっていきます。
説明文では、段落ごとの内容や、文章全体のまとまりを考える学習が増えてきます。
物語文でも、登場人物の気持ちや、その変化を読み取ることが大切になります。
ここで意識してほしいのが、
「なぜそう思ったの?」
という問いかけです。
例えば、物語を読んで、
「主人公はうれしかったと思う」
と答えたとします。
そこで終わらず、
「文章のどこから、そう思ったの?」
と考えてみましょう。
そして、
「主人公が笑顔になったと書かれているから、うれしかったと思います。」
というように、理由も一緒に書く練習をしてみます。
これは、単に答えを書くことから、理由をつけて答えを書くことへの発展です。
中学校の国語で必要になる、文章を根拠にして答える力にもつながっていきます。
■ 小学5・6年生 自分の考えを整理して伝える
小学5・6年生になると、説明文や物語文の内容も、さらに高度になっていきます。
文章の要旨を捉えたり、筆者の考えとその根拠を読み取ったりする学習が重要になります。
また、自分の考えを文章にまとめるときにも、単に思ったことを書くだけではなく、理由や具体例を使って説明することが求められます。
例えば、
「読書は大切だと思います。」
という文章があったとします。
これだけでも、自分の考えは伝わります。
しかし、
「読書は大切だと思います。なぜなら、さまざまな言葉や考え方を知ることができるからです。」
と書けば、その理由も伝わります。
さらに、実際に本を読んで新しい言葉を覚えた経験などを加えれば、より具体的な文章になります。
このように、
「自分の考え」
「その理由」
「具体的な例」
を整理して文章にする練習が、中学校での学習にもつながっていきます。
■ 中学校の国語では、何が変わる?
中学校に進学すると、国語の文章はさらに長くなり、内容も難しくなっていきます。
説明的な文章では、筆者の主張や論理の展開を読み取ることが求められます。
文学的な文章では、登場人物の言動や情景描写などをもとに、心情や作品の内容を考えていきます。
また、古文や漢文など、小学校ではあまり扱わなかった文章にも本格的に触れるようになります。
そして、テストでは、
「理由を説明しなさい」
「本文の内容を踏まえて答えなさい」
「指定された字数でまとめなさい」
といった記述問題も出てきます。
こうした問題では、文章の内容を理解しているだけでは十分ではありません。
理解したことを、問題の条件に合わせて、自分で文章にする必要があります。
ここで、小学生の頃から積み重ねてきた「書く力」が役立ってきます。
■ 「書く力」は作文だけの力ではない
「書く力」と聞くと、作文が上手に書けることを想像する人もいるかもしれません。
もちろん、作文も大切です。
しかし、勉強で必要になる「書く力」は、それだけではありません。
例えば、
「文章を読んで、内容を短くまとめる」
「登場人物の気持ちを、理由とともに説明する」
「自分の考えを、相手に伝わる文章にする」
「問題で聞かれていることに、正しく答える」
こうしたことも、すべて「書く力」につながっています。
そして、これは国語だけに必要な力ではありません。
理科では、実験の結果や理由を説明する。
社会では、資料を読み取って特徴を文章にまとめる。
数学では、考え方や解き方を説明する。
このように、国語で身につけた力は、ほかの教科でも役立ちます。
「書く力」は、考えたことを整理して、相手に伝えるための力でもあるのです。
■ 漢字や言葉を覚えることも「書く力」につながる
文章を書くためには、伝えたいことを表現するための言葉が必要です。
例えば、
「楽しかった」
という言葉だけでは、どのように楽しかったのか、相手には十分に伝わらないことがあります。
「夢中になった」
「達成感があった」
「うれしくて思わず笑ってしまった」
など、使える言葉が増えれば、表現できる内容も豊かになります。
漢字や語句を覚えることは、単にテストで正解するためだけのものではありません。
文章を正しく読むためにも、自分の考えを正確に書くためにも大切な学習です。
そのため、漢字の練習をするときにも、文字の形だけではなく、言葉の意味や使い方を意識してみましょう。
■ 「答えを見る」前に、自分で書いてみよう
国語の勉強で、ぜひ意識してほしいことがあります。
それは、答えを見る前に、まず自分で書いてみることです。
文章を読んで、
「何となく分かった」
と思っていても、実際に答えを書こうとすると、うまく言葉にできないことがあります。
しかし、それは自分が何を理解していて、何をまだ説明できないのかを知る機会でもあります。
最初から模範解答と同じような文章を書く必要はありません。
まずは自分で考え、自分の言葉で書いてみる。
そして答え合わせをして、
「何が足りなかったのか」
「どう書けばもっと伝わりやすかったのか」
を確認する。
この繰り返しが大切です。
小学生のうちからこうした習慣を身につけておけば、中学校の記述問題にも取り組みやすくなります。
■ 今の学年でつまずいたら、前の学年に戻っても大丈夫
国語の学習は、学年が上がるにつれて少しずつ発展していきます。
そのため、今の学年の問題が難しいと感じたら、前の学年の内容に戻ってみることも大切です。
例えば、小学5年生で文章の要旨をまとめることが難しい場合。
いきなり長い文章をまとめようとするのではなく、短い文章を読んで、
「何について書かれているのか」
「一番伝えたいことは何か」
を考える練習から始めてみましょう。
また、文章を書くことが苦手なら、最初から長い作文を書こうとせず、一文を正しく書くことや、理由を一つ加えて書くことから始めても構いません。
大切なのは、今の学年の難しい問題を無理に繰り返すことではなく、自分に必要な力を一つずつ身につけることです。
■ 小学校6年間の国語は、中学校、そしてその先へ
小学1年生では、文字を覚え、短い文章を書くところから始まります。
小学3・4年生では、文章のまとまりを捉え、理由を考えて答えるようになります。
小学5・6年生では、文章全体を読み取り、自分の考えを整理して伝える力を伸ばしていきます。
そして中学校では、より複雑な文章を読み、根拠をもとに考え、自分の言葉で説明することが求められます。
こうして見てみると、国語の勉強は、それぞれの学年で別々のことをしているわけではありません。
これまで身につけてきた力を使いながら、少しずつ新しい力を積み重ねているのです。
だからこそ、今の学年で学んでいることを大切にしてほしいと思います。
漢字を一つ覚えること。
文章を一つ読むこと。
自分の考えを一文書いてみること。
そうした小さな学習が、中学校での勉強、そしてその先の学習にもつながっていきます。
「読む」「考える」「書く」。
この3つを大切にしながら、これからの学習につながる国語の力を育てていきましょう。
ライト学習塾教室長
吉矢武司
----------------------------------------------------------------------
ライト学習塾
住所 : 山梨県甲府市飯田4丁目11−22
グリーンハイツ阪本102
電話番号 : 055-225-4530
拠点の甲府市で丁寧に個別指導
書く力を養うため甲府市で指導
----------------------------------------------------------------------