【中学生の英語】中1・中2・中3の勉強はどうつながる?英文法・単語・英作文から高校英語まで【山梨県甲府市飯田ライト学習塾】
2026/11/05
山梨県甲府市飯田にあるライト学習塾の教室長です。
中学生のみなさんは、英語の勉強をしていて、
「中学1年生の頃はできていたのに、最近難しくなった」
「新しい文法を習うと、前に習ったことが分からなくなる」
「単語は覚えているのに、英文を作ることができない」
と感じたことはありませんか?
英語は、以前に習った単語や文法を使いながら、新しい表現を学んでいく教科です。
中学1年生では、be動詞や一般動詞など、英文の基本的な形を学びます。
中学2年生では、不定詞や比較、接続詞などを使って、表現できる内容が広がっていきます。
そして中学3年生では、現在完了や関係代名詞など、より複雑な英文を学習します。
しかし、それぞれの学年で習う内容は、まったく別のものではありません。
今回は、中学校3年間の英語がどのようにつながっているのかを、具体例を交えながら考えてみましょう。
※文法事項を学習する学年や順序は、学校や教科書によって異なる場合があります。
■ 中学1年生 英文の基本的な形を身につける
中学1年生の英語で特に重要なのが、英文の基本的な形を理解することです。
例えば、
I am a student.
(私は生徒です。)
という英文。
ここでは、主語の I と、be動詞の am を使っています。
一方、
I play tennis.
(私はテニスをします。)
という英文では、一般動詞の play を使っています。
どちらも簡単な英文ですが、英文の作り方は異なります。
さらに、否定文や疑問文になると、その違いがはっきりします。
be動詞の文
You are a student.
Are you a student?
一般動詞の文
You play tennis.
Do you play tennis?
このように、be動詞と一般動詞では、疑問文の作り方が異なります。
中学1年生の段階で、この違いを理解しておくことはとても大切です。
また、三人称単数現在形や代名詞、過去形なども学習します。
これらの知識は、中学2年生以降の英文法を学ぶ際にも必要になります。
中学1年生の英語は、その後の英文を理解するための土台になるのです。
■ 中学2年生 英文を組み合わせ、表現を広げる
中学2年生では、中学1年生で学んだ基本的な英文を使いながら、より多くのことを表現できるようになります。
例えば、不定詞です。
I want to play tennis.
(私はテニスをしたいです。)
この英文では、中学1年生で学んだ一般動詞の文を土台にして、to play という表現を使っています。
また、接続詞を使うと、複数の内容を一つの文で表すこともできます。
I think that English is interesting.
(私は英語が面白いと思います。)
この英文では、I think と English is interesting という内容が、that によってつながっています。
さらに、比較の表現も学習します。
This book is bigger than that one.
(この本はあの本より大きいです。)
このように、中学2年生では、これまでに習った基本的な英文を使いながら、表現できる内容が増えていきます。
そのため、中学2年生の文法が難しいと感じたときには、中学1年生で学んだ語順や動詞の使い方を確認することも大切です。
■ 中学3年生 より複雑な英文を理解する
中学3年生では、現在完了や関係代名詞など、さらに複雑な英文を学習します。
例えば、現在完了です。
I have lived in Kofu for five years.
(私は甲府に5年間住んでいます。)
この英文では、have と過去分詞を使って、過去から現在まで続いている状態を表しています。
中学1年生で学んだ現在形や過去形との違いを理解することが大切です。
また、関係代名詞を使うと、名詞について詳しく説明できるようになります。
This is the book that I bought yesterday.
(これは私が昨日買った本です。)
この英文では、the book を that I bought yesterday という部分で詳しく説明しています。
関係代名詞の学習では、基本的な英文の語順や、主語・動詞・目的語などの関係を理解していることが重要です。
中学3年生の英文が難しいと感じる場合には、関係代名詞だけを覚え直すのではなく、英文の基本的な構造を復習することも必要になるでしょう。
■ 時制のつながり 現在形から過去形、現在完了へ
英語の学習で、学年をまたぐつながりが分かりやすいものの一つが「時制」です。
例えば、
現在形
I play tennis.
(私はテニスをします。)
過去形
I played tennis yesterday.
(私は昨日テニスをしました。)
現在完了
I have played tennis for three years.
(私は3年間テニスを続けています。)
このように、動詞の形を変えることで、いつのことを表しているのか、どのような時間的な意味があるのかが変わります。
現在完了を学ぶときには、現在形や過去形との違いを理解することが大切です。
また、現在完了では過去分詞を使います。
そのため、動詞の原形・過去形・過去分詞を整理して覚える必要があります。
例えば、
go ― went ― gone
eat ― ate ― eaten
write ― wrote ― written
といった形です。
中学3年生になって現在完了が苦手になった場合には、過去形や動詞の変化を復習してみましょう。
■ 英文のつながり 短い文から長い文へ
英語では、学年が上がるにつれて英文が長く、複雑になっていきます。
しかし、長い英文も、基本的な文の組み合わせでできていることがあります。
例えば、
I know the boy.
(私はその少年を知っています。)
The boy plays soccer.
(その少年はサッカーをします。)
この2つの英文を、関係代名詞を使ってつなげると、
I know the boy who plays soccer.
(私はサッカーをするその少年を知っています。)
という英文になります。
このように、中学3年生で習う複雑な英文も、中学1年生で学んだ基本的な文が土台になっています。
英語の長文を読むときにも、この考え方は役立ちます。
長い英文が出てきたら、まず主語と動詞を探してみましょう。
そして、どの部分が何を説明しているのかを整理していくと、英文の構造を理解しやすくなります。
■ 単語の学習も、3年間を通して積み重なる
英語の学習では、文法だけでなく、単語の知識も重要です。
中学1年生では、身近なものや日常生活に関する単語を多く学びます。
中学2年生、3年生と進むにつれて、より幅広い話題を扱うための単語や表現が増えていきます。
例えば、
like(好き)
important(重要な)
environment(環境)
などです。
単語の意味が分からなければ、英文の内容を正確に理解することも難しくなります。
また、英語では、一つの単語に複数の意味があることもあります。
例えば、right には「右」という意味のほかに、「正しい」という意味もあります。
そのため、単語を覚えるときには、日本語の意味を一つだけ覚えるのではなく、実際の英文の中でどのように使われているかを確認することも大切です。
そして、単語を読んで意味が分かるだけでなく、自分で書けるようにしておくことも、英作文の学習につながります。
■ 英語の「書く力」は、英文を自分で組み立てる力
英語の勉強では、教科書の英文を読んだり、単語を覚えたりするだけでなく、自分で英文を書く練習も大切です。
例えば、
「私は昨日、図書館で勉強しました。」
という日本語を英語にするとします。
I studied at the library yesterday.
となります。
この英文を書くためには、
「主語は何か」
「動詞は何を使うか」
「過去のことなので、動詞をどのような形にするか」
「場所や時間をどこに置くか」
といったことを考える必要があります。
つまり、英文を書くことは、それまでに習った単語や文法を使って、自分で文を組み立てる練習にもなります。
また、英作文では、単語のスペルや語順、時制などの間違いにも気づきやすくなります。
英語の「書く力」は、覚えた知識を実際に使えるようにするための力でもあるのです。
■ 英語が苦手になったら、どこまで戻ればいい?
英語は、以前に習った内容が次の学年でも使われる教科です。
そのため、今の学年の英語が難しいと感じたら、前に習った内容を確認してみましょう。
例えば、中学3年生で関係代名詞が分からない場合。
まずは、主語と動詞の関係や、基本的な英文の語順を理解しているか確認します。
中学2年生で不定詞が分からない場合には、一般動詞の使い方や、動詞の原形について復習する必要があるかもしれません。
また、中学1年生で疑問文や否定文が苦手な場合には、be動詞と一般動詞の違いから確認してみましょう。
英語の場合、文法が分からないだけでなく、単語を覚えていないことが原因で問題を解けない場合もあります。
そのため、復習するときには、
「単語の意味が分からないのか」
「英文の語順が分からないのか」
「文法の決まりが分からないのか」
を分けて考えることが大切です。
そして、復習した内容を使って、短い英文を自分で書いてみましょう。
読めるだけでなく、正しく英文を作れるようになっていれば、理解できているかを確認しやすくなります。
■ 中学校の英語は、高校でどうつながる?
中学校で学んだ英語は、高校でも使うことになります。
例えば、中学校で学ぶ現在完了は、高校で現在完了進行形や過去完了などを学ぶ際の土台になります。
また、関係代名詞についても、高校ではより複雑な使い方を学習します。
さらに、高校では扱う英文の内容が難しくなり、文章の量も増えていきます。
そのため、中学校で学んだ基本的な文法や単語を理解していることが大切です。
特に、英文の主語と動詞を見つけることや、語順を意識して読むことは、高校の長文読解にもつながっていきます。
高校英語は、中学校の英語とまったく別のものではありません。
中学校で身につけた力を使いながら、さらに高度な内容を学んでいくのです。
■ 中学校3年間の英語は、すべてつながっている
中学1年生では、be動詞や一般動詞、基本的な語順など、英文の土台を学びます。
中学2年生では、不定詞や比較、接続詞などを使って、表現できる内容を広げていきます。
中学3年生では、現在完了や関係代名詞などを学び、より複雑な英文を理解できるようになります。
そして、その先には高校英語が待っています。
英語は、単語や文法を一つずつ積み重ねながら、読める文章や書ける文章を増やしていく教科です。
そのため、今の学年で習っている内容が、次の学年の学習にもつながっていきます。
もし分からないところがあれば、無理に先へ進まず、必要なところまで戻ってみましょう。
そして、単語や文法を覚えるだけでなく、それらを使って自分で英文を作る練習もしてみてください。
「読める」「意味が分かる」だけでなく、「自分で書ける」ことも大切です。
中学校3年間の学習を一つひとつ積み重ねながら、英語の力を伸ばしていきましょう。
ライト学習塾教室長
吉矢武司
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