山梨県立公立高校入試についての考察【国語】
2025/12/19
ライト学習塾教室長の吉矢です。
山梨県公立高校入試までの足音が聞こえてきています。ライト学習塾のある甲府を含め全県1区の受験が山梨で1/29,30に前期募集が、3/4,5に後期募集検査が行われます。
受験生の皆様は最大限の力を発揮できるよう、残りの日数を充実して過ごしていただきたいです。
さて、山梨県公立高校入試についてどのような対策が有効なのかを考えてみましょう。
今回は最後の国語です。
国語以外は時間45分に対して、国語だけ50分の時間になります。それは最後の問題の課題作文が原因でしょう。しかし、それ以外の問題、特に現代文の問題については本文の文章量がとても多いことが特徴です。つまり、50分の時間ではかなり時間が足りなくなるということが予想されます。
国語の中では知識問題にあたる漢字・古文や漢文は毎年出題されています。一方で、四字熟語やことわざ・慣用句、対義語・類義語の類は10年以上出題がありません。また、文学史も同様に出題されていません。文法問題も問題数は比較的少なく重要性は少ないです。詩や短歌も出題されておらず、俳句がわずかに出題されている程度です。
一方、現代文は説明文・小説・随筆様々出ており、出題形式も記述問題が多く、対策をしっかりと立てる必要があります。
これらのことから入試本番では、まずどの問題から解くかを意識しましょう。漢字・文法関連の問題→古典の問題をまず解いておくことが、残り時間が不足してしまいそうな時の対処方法です。最後の課題作文は時間に余裕がありません。一方で配点が15点と高いので何かしらの文章を書いて部分点を狙いにいった方が良いでしょう。下書きをする余裕は無いと思われます。清書としていきなり書き始めて、自分の主張を始めに書いて、その理由付けを後ろに書きながら文字数の調整をしていきましょう。
12月の今からすべき国語の学習については、まず時間を計って問題を解くこと。例えば古文であれば7分以内、説明文であれば10分以内を目安にするなど「少し時間足りないかな」と思えるくらいの時間で解くことを体に覚えさせましょう。
実際にどれだけ時間が足りないのかを理解するために初めに過去問を解いてみるのもありです。答え合わせの時に記述問題や、作文のところなどで困るかもしれませんが、自信が無い場合は学校や塾の先生に確認してもらうようにして対策を取りましょう。記述・作文については書き方のテクニックを含めて何度も練習していく必要性があります。記述問題等だけでも配点がかなり大きいので「記述問題は飛ばそう」とは絶対にしないように。
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