山梨県立公立高校入試についての考察【社会】

ライト学習塾教室長の吉矢です。

 

山梨県公立高校入試までの足音が聞こえてきています。ライト学習塾のある甲府を含め全県１区の受験が山梨で1/29，30に前期募集が、3/4，5に後期募集検査が行われます。

受験生の皆様は最大限の力を発揮できるよう、残りの日数を充実して過ごしていただきたいです。

 

さて、山梨県公立高校入試についてどのような対策が有効なのかを考えてみましょう。

今回は社会です。

 

山梨県公立高校入試の社会の特徴は、なんと40問以上あった理科以上に多い50問以上の問題が出ることです。完全解答の部分を合わせると60問近くになります。つまり、１問に１分以上かけていては本番では時間が足りずに終わってしまいます。

幸い、問題の難易度は概ね易しい基礎問題が中心です。しかし、一部山梨県の地域の特徴を使った問題や、時事問題も出ており、ただ教科書を見ているだけでは通用しないような問題も出題されています。日ごろから地元のニュースなどを中心に興味・関心を拡げておくことが大切です。

また、山梨県らしく、記述問題が地理・歴史・公民それぞれにしっかりと出てきます。地理・歴史・公民の出題割合も特に偏りは見当たりません。また、地理は世界・日本の両方の話題が出ており、歴史も時代は幅広く出題されています。公民では一部出にくいところはありますが、全く出ていない訳ではありませんし、内容も他に関連する内容ではあるので「勉強をしない」という選択肢は取れません。

 

12月の今、社会でやるべき学習方法は理科の時と同様です。実践問題を通して、間違えた問題をしっかり復習して、知識の補完をすること。理科と同様にノートまとめなどで関連付けで覚えていくようにしましょう。

時事問題についてはもし出るとしたらその年の前半部分のニュースなどが基本になりますが、全部に対応することは難しいです。それよりも、記述対策などで、単語や出来事の中身や原因などをしっかりと説明できるようにする練習をしておきましょう。

問題数が多いので時間を計って学習することをおススメいたします。