山梨県立公立高校入試についての考察【理科】

ライト学習塾教室長の吉矢です。

山梨県公立高校入試までの足音が聞こえてきています。ライト学習塾のある甲府を含め全県１区の受験が山梨で1/29，30に前期募集が、3/4，5に後期募集検査が行われます。

受験生の皆様は最大限の力を発揮できるよう、残りの日数を充実して過ごしていただきたいです。

さて、山梨県公立高校入試についてどのような対策が有効なのかを考えてみましょう。

今回は理科です。

山梨県立公立高校入試の理科の何よりの特徴は小問数が約４０問と、問題の数が多いことになります。見直し等の時間を考えると１分につき１問を解いていかないと間に合わない計算になります。２分野において若干程度、近年出てきにくい分野はありますが、全く出ないというわけではありませんし、１・２分野共にまんべんなく出ていることからヤマを張って学習することは危険です。

問題の数が多い分、難易度は易しい問題が多いです。それぞれの分野の基礎をしっかりと押さえておくことがたいせつです。もっとも、計算問題もある程度出ていますし、何より山梨県の公立入試の特徴として記述問題がとても多いです。理科においても理由を聞いてくるような問題が複数見られます。なぜそのような現象が起こるのかなど、用語だけではなく、中身を伴った学習をしっかりとしておきましょう。

12月の入った今できる学習は、実践問題から間違えた問題の基礎の学び直しをしっかりとすることです。もちろん過去問などが中心で構いませんが、理科などの場合は知識不足による誤答がどうしても増えます。間違えた問題の分野についてノートまとめや関連付けをして、自分の知識の補完をしっかりとしましょう。

また、単に言葉だけを覚えるのではなく、実験の様子をノートに描いてまとめたり、他の知識と関連付けられるように表にするなど、単語１つをしっかり覚えられるような工夫をして、同じ・似たような問題が出たときにもしっかりと対応できるようにしておきたいですね。