山梨県立公立高校入試についての考察【数学】
2025/12/12
ライト学習塾教室長の吉矢です。
山梨県公立高校入試までの足音が聞こえてきています。ライト学習塾のある甲府を含め全県1区の受験が山梨で1/29,30に前期募集が、3/4,5に後期募集検査が行われます。
受験生の皆様は最大限の力を発揮できるよう、残りの日数を充実して過ごしていただきたいです。
さて、山梨県公立高校入試についてどのような対策が有効なのかを考えてみましょう。
今回は数学からです。山梨県立公立高校入試の数学における難易度は全国的に見た場合、標準から少し易し目の問題が出ている。分野としての偏りはあまり見られず全範囲からまんべんなく出ているので、苦手としている分野をしっかりと補強しておくことが大切です。
特徴的なのは作図の問題が例年出ること。作図の問題はパターンがある程度決まっているためしっかりと頭に入れておきたい。また、図形の証明の問題も必出であるため、合同、相似の証明にも慣れておきたい。そして、問題の答えの『考え方』を説明する問題が2問ほど出る。記述問題が全国的に比べると多く出ている特徴がある。考え方の説明については日ごろからどう考えているのかを口頭で説明することと、それを文章で書き表すことの両方を練習しておかなければならない。
これらのことから大切になるのは大問①と②に出てくる計算と、各分野の基礎問題をしっかりと正解することです。大問①、②は全問正解を狙いに行くことでしっかりと30点前後の点数をまずキープできるようにして、安心して大問③以降の問題に挑むことができる。
大問③以降は(1)はしっかりと取ることを目標とし、残りの問題は場合によっては取捨選択をする必要がある。残りの時間と自信によっては捨て問にするのか、時間をかけて解くのか瞬時に考える時間配分の練習もしっかりしておきたい。
12月の今できる対策としては、受験生はそろそろ総合問題を中心とした実践問題に挑んでおきたい。過去問を含めて、時間配分の練習を兼ねてタイマーなどで時間を計りながらやろう。捨て問にした問題は答え合わせ後にもう一度自分で解いてみて、その判断が正しかったのかどうかをしっかりと考えておきたい。
英語の時と同様に大切なのは『答え合わせ』と『その後』。答え合わせで間違えた問題の原因を分析して、それが正解できるようにするためにどうなれば良いのか考えて復習を実施しよう。間違えた問題を丸つけしただけで終わらないように注意したい。
山梨県立公立高校入試の数学は問題数がさほど多くはない。しかし、それは配点が高いということにもなる。そのため大問①②は確実に点数を取れるようにケアレスミスには気を付けておきたい。それ以降の問題は1つでも多く点数が稼げるようにしておきたい。考え方を説明させる問題は、文章を書かなければいけないから倦厭しがちだが、問題自体は実は割と易しい問題が多いので挑めるように練習しておこう。
山梨県立公立高校入試の数学についてはアドバイスをしてくれる人が居た方が良いという見解です。自分が何をすれば良いのかがわからない、自信がもてないというようなことがあれば是非ご相談ください。
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