山梨県立公立高校入試についての考察【英語】
2025/12/10
ライト学習塾教室長の吉矢です。
山梨県公立高校入試までの足音が聞こえてきています。ライト学習塾のある甲府を含め全県1区の受験が山梨で1/29,30に前期募集が、3/4,5に後期募集検査が行われます。
受験生の皆様は最大限の力を発揮できるよう、残りの日数を充実して過ごしていただきたいです。
さて、山梨県公立高校入試についてどのような対策が有効なのかを考えてみましょう。
まずは英語からです。次の英語の入試問題は例年と同様の出題形式になると考えられています。リスニングの問題が3問、英語長文の問題が2問です。
英文やリスニング自体の難易度は全国的に比べてみた場合、比較的容易な方になります。英単語なども特別難しい言葉が使われる傾向にはありませんし、時間45分の中では、リスニング自体が量が多いですが、長文も長すぎることはありません。
ただし、全体を通してみると、英語の答えを書くところが多いのに対して、日本語の答えを書く問題が過去にほぼ出ていません。そのため「和訳をすることはできるけど、英語を書くことが苦手」というタイプの子は間違いなく苦労をします。また、最後に英作文を書く問題があります。「自分の考えた日本語の答え」を『英語』に変換することはとても難しいため「自分の書ける英語での答えで英文を書く」といった技術的な要素があります。
英文法の問題も英語長文問題の中に内包されているため、ただ英文法の勉強をしているだけでは対応できません。英語の文章としての読解力が必要になります。
この12月の段階を考えると、実践問題に移行しておくべき時期です。過去問はもちろん、リスニングの練習、英長文の読解練習、英作文の練習をもう始めておかないと本番で力を発揮できません。
実践問題を経て、間違えた問題の何を間違えたのかを考察する『答え合わせ』を丁寧にすることが大切です。答え合わせで間違えた問題を大切にしてください。間違えた原因は何なのか、何が正しい答えで、どうやればその答えを導き出せたのかをしっかりと調べましょう。次に同じ問題、もしくは似たような問題が出たときに対処できるようにしておかなければいけません。
過去問も後期募集までにできれば2周はしておきたいところです。英語の場合はリスニングなどは特に有効な学習方法です。本番になって正解していれば良い。今は間違っていてもまだ間に合います。間違った問題を大切にケアすることで合格を目指してください。
----------------------------------------------------------------------
ライト学習塾
住所 : 山梨県甲府市飯田4丁目11−22
グリーンハイツ阪本102
電話番号 : 055-225-4530
甲府市で質の高い受験対策を実施
----------------------------------------------------------------------

