11月23日勤労感謝の日は?
2025/11/24
ライト学習塾教室長の吉矢武司です。
昨日の11月23日は勤労感謝の日の祝日でした。
勤労感謝の日という名前が付けられたのは第二次世界大戦後になります。
それまでは新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)という祝日でした。
新嘗祭は簡単に言うと日本の収穫祭です。1年の収穫(主に米)をお祝いする日で、天皇が神に供物をささげ自らも食すという、かなり古い伝統行事です。どれくらい古いかというと、奈良時代に作られた古事記・日本書紀には書かれており、雄略天皇(古墳時代)の時には既に新嘗祭があったとされています。そして元々の形は稲作の始まった弥生時代にまで遡れるとも言われている、日本でもっとも古い伝統行事の1つと言うことができるかもしれませんね。
新嘗祭は明治時代に11月23日と定まった、今の日本でもかなり古い祝日となります。明治時代に暦が太陰暦から太陽暦に変わったことは中学生が学習する内容ですが、明治以前のままの日にちだと1月に開催しなければならず、今の11月23日に固定したようです。
昔の風習では、『新嘗祭が終わるまではその年の新米を食べてはいけない』というルールがあったそうです。神様や、当時現人神とされていた天皇より先に食べてはいけないという理由でしょう。しかし、この風習は第二次世界大戦以降薄れていき、「勤労感謝の日」は知っていても「新嘗祭」を知っている人はどんどんと減っています。でもニュースなどでも取り上げられている行事なのでどんなものなのか一度調べてみると面白いですよ。
戦前「新嘗祭」だった11月23日の祝日はなぜ名前が変わったのでしょうか?それは天皇の人間宣言に伴い、日本においては政治と天皇を切り離し、また政治と宗教を切り離す政教分離が進められます。その関係で日本神道の行事である「新嘗祭」を日本の祝日として扱うことはまずいのではないか、として今の「勤労感謝の日」に改められたというわけです。
「勤労感謝の日」は現在、日本の1年で最後の祝日です(平成では天皇誕生日が12月23日でした)。また、本来、新嘗祭であったため、昨日は山梨県内でも各地の神社で新嘗祭の催しがあったようですね。新嘗祭って何だろう?ものすごく簡単に言うと、日本版のハロウィンのようなものでしょうか。
祝日1つとっても「なぜこの日はお休みなんだろう?」と疑問に思ったら調べてみるとおもしろいですね。
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